こんにちは。健康よろず帖へようこそ。
最近はめっきり寒くなってきましたね。
寒い時期に気をつけてほしいことは色々ありますが、今回は「ヒートショック」についてのお話です。
ご高齢者のイメージが付き纏いがちですが、実は若い方も……?
じんべと一緒に確認していきましょう。
はじまり
~ひとみ宅、浴室~

あ~~~窓開けてアツアツのお風呂で露天感を出しつつキンキンに冷えたビールを流し込みながら見るSNSサイコ~~~。

ん~ビールおかわり!
ザバァ!ぐらぁ!

うっ……立ち眩み? ヤバい……
ザバァ!

その場にゆっくりしゃがんで! 溺れないように浴槽の栓も抜いて!

だ、誰ぇ? とりあえず言われたとおりにしてみるか。

大丈夫? 落ち着いてきた?

ありがとう。収まったみたい。
いや~ビビったわ~。なんだったんだろう。

良かったぁ。歩けるようなら、ひとまず暖かい場所に移動しよう。
~ひとみ宅、リビング~

とりあえず落ち着いてよかった。
僕はジンベエザメのじんべ。
海の底に住んでいて、悩みがある人を助けにまわってるんだ。

はぁ……。よくわかんないけどまぁいいわ。
私は人間のひとみ。
さっきは助けてくれてどうもありがとう。
いったい私ったらどうしちゃったのかしら。

危なかったね。おそらくヒートショックだよ。
この時期は気をつけておかないと。

ひ、ヒートショック!?
この私が!??

あなたの自負するところはわからないけれど、
ヒートショックは若い人でも起こり得るんだ。

馬鹿な……

同じことを繰り返さないために、
一緒にヒートショックについて考えていこう!
ヒートショックとは

まずヒートショックというのはね、
血圧の大きな変動によって引き起こされるんだ。

お風呂でいうと、
寒い脱衣所や浴室で血管が縮まる → 暖かいお風呂で血管が広がる
すると、血管や心臓に大きな負荷がかかってヒートショックが起こるんだ。

へぇ~。
じゃあ血圧をコントロールすればいいのね。任せて。
ハァーーーーーーッ!!!!!!!

病み上がりなんだから力まないで。
血圧は自分の意志ではほとんどコントロールできないんだ。
ただ、環境を変えたり工夫することでヒートショックのリスクを減らせるよ。

な、なんですって!?
早く教えて!!!
ヒートショック対策

まず大事なポイントは、温度差をなくすこと。

じゃあもっと私のテンションに合わせなさいよ。

心の熱量の話じゃなくて。

脱衣所や浴室、トイレは寒くてヒートショックを起こしやすいから、
あらかじめ温めておこう。

暖房とかつけときゃいいかしら

そうだね。
あとは、お風呂の温度を41度以下のぬるめのお湯にしよう。
入浴の際には心臓の遠いつま先からかけ湯をして体を慣らしてね。
お風呂から上がるときもゆっくり立ち上がるように。

ぬるめか~。しょうがない。
長時間入浴によるデトックスに切り替えるわよ。

待って!
長時間のお風呂は心臓に負担がかかるんだ。
入浴は10分以内にしよう。

お風呂でSNSを長時間見てるだけでデトックス気分を味わうのが私の日課なのに!?

デジタルでもデトックスしなよ。

あ、飲酒後の入浴も厳禁。
お酒も血圧下がったり変動の要因だよ。

飲酒中の入浴ならOKってこと?

駄目に決まってるでしょ。
入浴前後はお水を飲んで脱水を防ぎましょう。

ちぇ~。
ヒートショックが起こってしまったら?

万が一ヒートショックになったらどうすればいいの?

まずはゆっくりその場にしゃがんだり座って安静にして。
溺れるのを回避するために、できればお風呂の栓を抜いておこう。

症状が収まってきたらゆっくり立ち上がって、
転ばないように壁に手をついたり誰かに助けてもらいながら、
適切な室温の部屋で安静にして。

自分で対処できなさそうなときは?

家に誰かいるときは壁に桶をぶつけたり、大きな音を立てて助けを呼ぼう。
誰もいないときは救急車だね。

もしかして一人暮らしでヒートショックになって、救急車呼べないくらい意識朦朧の状態になったらヤバい?

うん。
だから普段から対策することが大事なんだ。

で、でもでも~。
やっぱり私まだ若いし大丈夫だよね? ね??

ひとみさんの場合は極端な例だけど、
実際、若い人でもヒートショックになる例は報告されているんだ。
だから、年齢関係なく意識していこうね。

はぁい。
まとめ

で、えーっと。
結局何すればいいんだっけ?
ザバァ

あっしの出番ですね! 兄貴!

うわぁ! またなんか来た!

彼はコバンザメのこぶんザメくん。
まとめるのが得意でいつも最後にまとめてくれるんだ。

へぇ……。

泣く子も黙る、まとめのこぶんザメとはあっしのことでぇ!
このこぶんザメの華麗なまとめ、目ん玉見開いてとくと見やがれ!


じゃあ体調も問題なさそうだし、僕は帰るね。
またドキドキするとか頭痛いとか普段と違う症状があったら病院で診てもらうように。
それではお大事に~。

もう呼ぶようなことすんなよ!
ちゃぽん

わずかに残ってたお湯に入って帰ってった……。
なんだったの? 夢……?

とりあえずもう危険な目に遭いたくないし、
まとめの紙見ながら実践してみるか……。
こうしてよろず帖の知恵が、人間の危機を回避したのでした。
みなさんも是非お気をつけいただき、これからも普段の日常をお楽しみください。

「より詳しく知りたい人はここを見てね」って
よろず帖に書いてあったよ。
交通事故死の約3倍?!冬の入浴中の事故に要注意!(政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/article/202111/entry-9952.html
STOP!ヒートショック
https://heatshock.jp
ヒートショック予報(日本気象協会)
https://tenki.jp/heatshock/

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